前回 は WxPerl で簡単な janken.pl を作成しました。
今回はperl環境をインストールしなくても簡単に実行できるように
単独のexeにしてみたいと思います。
方法いろいろ
色々な方法があると思います。
Urladerを使ってみる
ここではUrladerを使って exe にしてみます。
Urlader-1.0そのままだと、起動時に問題が出ますので、パッチを当ててインストールします。
- portableshell.bat
- cpan
- look Urlader
- lwp-request http://bokut.in/mt/2012/04/24/urlader-rt76135.patch | patch -p1
- perl Makefile.PL
- dmake
- dmake install
- exit
下記のパッケージングするためのスクリプトを pack_janken.pl として保存してください。
pack_janken.plの実行には List::Compare が必要ですので、こちらもインストールしてください。
pack_janken.plを実行してexeを作ってみましょう。
- portableshell.bat
- lwp-download http://urlader.schmorp.de/prebuilt/1.0/windows-x86 windows-x86
- perl pack_janken.pl
janken.exeが出きたら成功です。
C:\Jankenに
- Perl環境
- モジュール
- janken.pl
をコピーし、実行できる環境を用意しました。
(この時点でC:\Jankenだけ持ち歩けば、実行できるようになりました)
UrladerでC:\Janken以下を janken.exe に固めます。
janken.exeをダブルクリックすると起動できると思いますが如何でしょうか。
これでStrawberry Perl環境やjanken.plを持ち歩かなくても、janken.exeだけ持ち歩けば
実行できるようになりました。
実行時は次のように動きます。
- C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Application Data\urlader\Janken\i-<バージョン> に固めたC:\Jankenを展開。
- 上記ディレクトリをカレントディレクトリとして、wperl.exe janken.plを実行。
展開されたディレクトリは削除されません。
2回目移行の実行時に再利用されるので、1回目に比べ起動時間がとても短かくなります。
なお作ったjanken.exeは こちら になります。
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