ActivePerlと並んでWindowsで使えるPerl, Strawberry Perlを使ってみたいと思います。
Strawberry Perl
Strawberry Perlは次で公開されています。
最新版の Strawberry Perl Nov 2011 では、次の形式のものが用意されています。
種類
MSI installer exe形式ではない、msi形式のものです。
ダブルクリックでインストーラを起動し、c:\strawberry\ 以下にインストールし スタートメニューにアイコンが登録されます。 環境変数のPATHに C:\strawberry\perl\bin が追加されます。Portable edition zip形式のものです。インストーラーは使用せず、展開するだけです。
展開するフォルダの場所は、ドライブやパスを問わず、どこにでも置けます。
環境変数のPATHは、変更されません。
付属の portableshell.bat を起動すると、PATHが設定されたコマンドプロンプトが立ち上がり そこから起動したPerlは @INC(モジュールを読み込むフォルダ) が自動的に調節されます。ZIP edition 付属の relocation.pl.bat と update_env.pl.bat を使って、手動で任意の場所にインストール するものです。
MSM Strawberry Perl自体をパッケージングする工程はモジュールになっていて、自身で行うこともできます。
上記のmsi形式をパッケージングする際に Perl::Dist::WiX によって作成されたmsmファイルです。
自身でパッケージングする際にmsmファイルを使用することもできます。
自身で作成したモジュールなどをバンドルして .msi 形式のインストーラーを作成したい場合などに便利です。
インストール
ここでは環境を汚さない Portable edition を使いたいと思います。
strawberry-perl-5.14.2.1-32bit-portable.zip
をダウンロードして展開します。
portableshell.bat をダブルクリックして、コマンドプロンプトを立ち上げます。
perlを起動してみます。
perl -E "say 'Hello World'"
Windows で Perl が使用できるようになりました。
なお、アンインストールする際は、展開したフォルダ毎削除するだけです。
ありがとうございました。ポータブル版が動きました!